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前回、一間バサミ定石外れのとがめ方を載せてみましたが実は高段者向けの打ち方も存在します。
ハネまでは同じなんですがその後シチョウを見ての下ハネという厳しい打ち方があり今回はそれを勉強したいと思います。

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シチョウ良しの場合12と切り出し続いて13には14と急所をおさえると後は白20まで一本道。この形、黒は愚形でしかもまだ白一子には活力があるので白良しかと思います。しかし白20はのち黒3の二路左あたりに黒からの楽しみがあり以前から味残りで足早な打ち方だとは思っていましたが最近井山9段が白20を白18の一路下に打っておいて十分だと雑誌でのインタビューに応じていましたので場の状況ももちろん大切ですが棋風も関係してくるのかな、と思います。

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シチョウが悪ければ12のトビツケが好手で14と渡った形は元々の基本定石から黒7を打ち白14と受けたことと同じです、これは将来黒からのコウ材を1つ減らしてしまうため基本定石とはなりませんでした。

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問題は黒13と下がられた場合ですがこれにはいくつか打ち方があり例えば上のようになれば18とおさえて黒4子は取れています。
以下自分の実践譜で最も粘られたパターンです。

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その後投了となりましたが恐らく32手目をケイマと勘違いされていたのでしょうか、以降このような図が予想されます。

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ケイマなら

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なんかシチョウっぽくなるので注意してください。
ただ

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こういった図も考えていました。
黒35のツケが手筋でやはりポン抜かせたのは大きいかなと思います。部分的には黒は両方打っているのですが…。
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